1stステージ進出決定から一夜明け、もう明日からファイナルステージ
昨夜は興奮冷めやらぬ状況でタイトルを書いたところで趣向を変え、現場で見たときの気持ちをそのままここに記載してしまった。
長らく横浜ファンを経験している人は誰でも経験している。
土壇場において今までどれだけあり得ない負け方を経験したことか。
最後の読売のボスキャラ阿部のライトへの飛球がスタンドインするなんて光景は当たり前のように見てきた。
ここへきてそんな同じようなことが起こるのか。
いや、今年の読売はシーズン前から賭博事件に始まりヒールとして戦っているチーム。そんなドラマは起こらないと思いながらライトへ飛ぶ飛球と関根を見ていた。
関根のグラブにボールが収まったとき、私の喉は燃え尽きて嶺井のような声になっていた。
今回の1勝はシーズン中では味わえることのない1勝であり、18年ぶりにポストシーズンで真っ向から倒した瞬間であり喜びも別格だった。
このファーストステージを振り返りたいと思っても嬉しさと忙しさでなかなか書くことが出来ないもどかしさもあるが、そんなことを言っているうちに明日からファイナルステージが開催される。
アドバンテージが相手に1勝ある分、不利な戦いになるのは間違いない。
そんな状況でも勝てるとするならば間違いなく投手陣の踏ん張りに尽きる。
先発、中継ぎ、抑えとしっかり役割を果たせば可能性はゼロではない。
逆に打撃陣は広島の先発陣にはヘーゲンス以外そんなに相性が悪くない。
むしろ中継ぎから抑えの投手に封じ込められている。
中崎がこの休み期間中に不調を訴えたとの情報もあり、万全ではないかもしれない。
中継ぎ以降の投手を叩けるかどうかが勝敗のカギを握る。
マツダスタジアムという特性と足の速い選手の多い広島相手という点からセカンドはエリアンがベスト。石川では肩が弱すぎるし打率も低い。白崎サードで宮崎セカンドではチャンスに打てない白崎と守備範囲の狭い宮崎という組み合わせになるため守備陣形から考えてもベターにもならない。
こちらは須田が不在、梶谷が出れるのかどうかわからないという不安要素がある。
投手陣が踏ん張るには先ず守備を万全に。
条件的には不利な戦いだが、10年のロッテのように下剋上をみせられるか。
チーム力が試される。