倉本はバットを昨年と同じ重さに戻すべき

ヤクルトとの開幕三連戦を1勝2敗で終えた。
マスコミに話している言葉とは裏腹に、ラミレス監督にはどうやらお試し期間としての1週間という位置づけのようだ。私にはそう見える。
わかりやすいところで見ると1戦目の進藤の登板の場面や、3戦目のシリアコに変えて代打佐野起用等々。
長いシーズン、それはそれで批判することでもないと思う。ただ、宮崎の代走が大して足の速くない髙城という選択しかできなかった起用は間違い。延長にはいっているならまだしも、9回の時点でこれでは先を考えていない選手選択と起用でしかない。以前なら関根が代走要因だったのだろうが、打撃が良くなったために役割が変わっている。



筒香の打率が1割という低打率だが、時間が経てば上がってくるだろう。一刻も早く上がるにはシリアコが3割打てるようになるか、宮崎に戻すかどちらかの選択肢が必要だろう。


それよりも問題なのは倉本。今年の課題(テーマ)として長打率を掲げている。そのため少し重いバットにしたようだ。その影響からバットの重さが影響してバットの出がほんの少しだけ遅い。このわずかな遅れがバットコントールを難しくしていて、正面を突く当たりであったり、空振りをしてしまう原因になっている。もし今の重さでやっていくならもっと筋力強化をしてからでなければ昨年と同様の打率は残せないだろう。
むしろ一昨年の打率といい勝負になるのではないか。この見立てが外れてくれればいいのだが・・・


話しを戻すが、シリアコが3割程度打てないようだと宮崎か白崎に変えるという選択になる。ということはシリアコは自然と2軍行き。となると誰を上げるべきかと考えたときにはエリアンがベストな選択だと思う。
理由はヤクルトから来た田中にある。この3連戦で田中のセカンド守備を見ていたが、ゲッツーを取る技術が衰えている。ショートからのボールを取ってから投げる体制にもっていく時間がかかりすぎているという点と、年齢からくるものなのか以前よりも肩が衰えている。山田がいるからというのも勿論あるが、この点がヤクルトが戦力外と通告した理由ではないか。
エリアンの肩は一級品。ゲッツーの取れる二遊間がいなければ狭いハマスタで戦っている横浜は苦戦を強いられる。
エリアンが上がれないなら、下位打線がとても得点力に乏しいので宮崎セカンドのほうが相手にとっては脅威だろう。


他には須田が少々心配。ストレートがバラけている。体のバランスが悪いように見える。修正しないとまた打たれるだろう。


梶谷が絶好調だ。オフに打撃練習を早めに始めたことで良い結果につながっているんだろう。


火曜日からは今永、井納、ウィーランドの先発が予想される。パットン、濱口がいる週末よりも、こちらのほうがむしろ表ローテではないかと思える。
まずは昨年の本拠地開幕戦でやられた読売相手に今永がリベンジしてお立ち台に立っていることを予想する。

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