CSファーストステージ第一戦 読売に競り勝つ

ついにこの舞台にやってきた。
「夢のCS」
他球団からしたら普通のことかもしれないが、横浜にとってCSに出ることは長年の夢だった。
夢を掴んだ選手たちは夢を掴んだファンたちの後押しを受けて夢の舞台で競り勝つ。


東京ドームの半分が青いファンで埋まるという史上初の出来事に喜ぶ。その景色は壮観。


先発は大方の予想通り、井納。
データを重視すると当然石田ではなく井納になる。
今年の開幕戦で勝利した井納。データも大事だが、その場の空気に飲まれることがないメンタルの持ち主だから未経験のCS初戦という先発にはベストな選択だと思う。
とはいえ立ち上がりは上半身と下半身がバラバラに動いてコントロールが定まらず苦しい立ち上がり。
だがそこはバントの下手な亀井を2番においてくれたことで大怪我をすることはなかった。
初回を乗り越えて少しづつ修正しはじめ先に失点をするも何とか踏みとどまってくれたおかげで逆転劇を呼び込んだ。


これは雑感だが、3回の梶谷のソロHRがナインとファンの緊張感を解いたような気がした。
試合展開からしても良いHRだったが、それ以上にメンタル面に良い効果を得たHRであり、行けるぞ!という気持ちにさせてくれた。


6回、ロペスがヒットで出塁してバッター筒香。
HRを打てば逆転。
HR打ってほしいなぁと思ったらホントに打ってしまう筒香。
これが出来るバッターって今の日本には殆どいませんね。
ホントに凄い4番バッターです。


9回の追加点は大変貴重。
表の攻撃であるがゆえに先に点を取っておかなければならない。
そうしないと裏の守備が大変窮屈になる。
その中でのロペスの大根切りはお見事。
CSという舞台での経験があるロペスはナインに多大なる良い役割を担っている。
野手だけでなく投手へも一塁から影響を与えている。


また、5点目の犠牲フライは0-2から3-2まで持っていってのもの。戸柱がその場の役割を十分に理解しての打席であった。こういう得点は相手にとても重くのしかかる。
good job!


私はこのCSのキーマンは誰かと問われれば間違いなく「戸柱」をあげる。


戸柱が味方と相手を理解し、勝つ確率を上げる戦術を行えれば日本シリーズ進出も夢ではないと思っている。


明日は3塁側指定席Sという今年最高額で購入した席から観戦。


相手にスキを与えずに一気に2連勝でファイナルステージへ勝ち進もう!

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