交流戦前に借金1なら合格点

今日は山口が踏ん張れなかったのが一番の敗因だが、満塁で梶谷が結果を出していれば全く違った結果になった気がする試合だった。1回の三盗失敗も含め、梶谷が流れを止めていた試合でもあった。

山口は初回に見たときにやたらと調子良さそうだなと思った。こういうときの山口は中盤に突然崩れることが多い。今日もそれが出てしまった。崩れるときはだいたい自身のエラーからか、足でかき回されたとき。

山口のポテンシャルが非常に高いのは認めるが、今日のように突然崩れることが多々あるので大きな貯金を作れる先発ではない。しかし5割以上の勝率であれば完投もたまにあるから先発としてローテーションから外す必要もない。

今、先発から外せば来年はFAで他チームに行くだろうからエースと煽てて使わなきゃならない事情もある。

打線はローテ谷間ピッチャーにゼロ封。こんな日もあるさと割り切って次の対戦で同じ過ちを繰り返さないように今日のピッチャーを復習してもらいたい。右バッターが封じられたのは大きな反省材料。


交流戦前を借金1で終えた。これは合格点だろう。

ラミレスは失敗を経験しないと学ばないタイプのようで、4月は5割でいければ及第点と思っていた。しかし、ロマックの起用を始めとして、作戦面の失敗をなかなか認めないで同じ失敗を繰り返したゆえに借金11までもっていってしまった。それを5月に5割までもっていったことは梶谷の復帰が大きく影響しているのは間違いないが、実は勝ち始めてからは余計なサインをあまり出していない。4月の失敗を認めて新たにチームとしての戦略を固めて戦術は手堅く。これで勝てるようになってきた。

ここまで一気に借金返済できたのは他チームの状態が非常に悪いことも要因だが、そこに付け込んで勝って行ったのは見事。


セリーグのCS進出ラインは5割を少し超えるくらいだろうから、このあと5割で行けば最後のひと踏ん張りでCS進出となる。しかし、今の先発陣であればもう少し良い勝率で進むのではないか。

明後日の交流戦から6連戦が続く。こういうときに先発陣がそろっている横浜は強みを発揮する。

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