薄氷の勝利。

ほんの少しのズレで勝ち星は相手に転がっても何も不思議ではない試合だった。
横浜は初のCSに向けてCSの可能性のある阪神に勝つ必要があるので必死。
相手もこれで負けると自力CS消滅というところで必死になって戦ってくる。
結果として前かがみになってしまった阪神が負ける結果となった。

セカンドでの守備妨害は審判によっては妨害と判定しない可能性もあるかもしれない。相手のランナーも必死に走っただけ。それだけ際どいプレーだった。

筒香の逆転タイムリーにしても、筒香という存在、筒香のパワーがあったからこそ、深い守備位置をとってしまいヒットになった。

最後まで薄っぺらい氷にしてしまった原因は９回の表の１アウト３塁で得点できなかったこと。ここもラミレスの稚拙采配が出た。走者は梶谷。代打を出さない時点でスクイズかと思ったが、普通に打たせる。１割台の打者髙城に打たせることは８割は得点できないということだ。ましてや相手は１５０キロの速球をもち、キレのよいスライダーをもっている相手。三振する確率は極めて高い。しかし髙城は粘って３－２までもっていった。個人的な意見だが、３－２のタイミングでスクイズのサインを出せば高い確率で成功したと思っていた。相手投手がストライクを取りたい気持ちが勝り、コントロール重視の投げ方になっており、球の勢いが少し抑えられていた。ふつうはあり得ないカウントかもしれないが、ここしかないと思った。しかし、私の思いとは裏腹に予定通り三振に終わっていた。（あくまでもこれは勝手な私見です）

前回のブログで希望した通り康晃がクローザーに戻った。これはベストな采配。今日の出来なら今後もクローザーで任せていくべき。ストレートが良いのでツーシームが多少なりとも落ちなくてもストレートを意識した打者がアジャストできていない。

来週のヤクルト戦は裏ローテとなる。
明日、勝っておくことが重要。
前回ハマスタでの阪神戦は３タテされた。
今回は横浜が甲子園で阪神を３タテする番だ！

やられたらやり返せ！！！