ルーキー濱口が二桁勝利  2017年シーズンは73勝 65敗 5分 勝率.529

半年にわたるレギュラーシーズンが終わった。
13連敗した巨人が地力を見せて夏場から猛追し、一時は横浜を抜いて3位に上がってきたが、9月下旬に横浜が休んでいる間に勝手に4位へ転落してくれたおかげもあり、そこから勢いがついた。今思うと9月16日に1-0で勝ったことが非常に大きかった。あの1勝があったからこそ、最後に巨人にプレッシャーを与えられた。


今年もなんとかCS圏内の3位を獲得し、下剋上の戦いの権利を得た。
終わってみれば貯金は8。末広がりでいい数字じゃないか。去年は借金してのCSだったが、今年はしっかりと貯金をしてのCS進出。昨年よりも自信をもって戦えるだろう。


今日は3塁側A席から現地観戦。試合はTHE消化試合という感じで淡々と進んでいく。まさかセレモニーがあるから早めに終わらせたかったわけではないとは思うが。
細川が2日連続でホームランを放った。ストレート以外は課題たっぷりの打撃だが、遠くへ飛ばすスキルを持っているので将来の期待値は非常に高い。打率を稼げるようになったら1軍でも活躍できるようになるだろう。今現在で言えばむしろ白根のほうが1軍に近い打撃をしている。そういえば白崎も似たような境遇なのかもしれない。白崎はいつ大化けしても不思議はないのだが、落ちるボールの見極めが出来るようにならないといつまでも変わらない気もする。


濱口が10勝に到達。これで2桁勝利が3人になった。これは解説陣の雑音を黙らせるにはもってこいの結果で大変満足している。また、一線級のピッチャーでも10勝するのは難しいのに、ルーキーが10勝に到達したのだ。2割7分程度の京田と比較すれば濱口が勝っているのは明らかだ。日本の野球は野手のほうが動きが活発で目立つからか、ピッチャーの活躍を軽く見る傾向がある。ここは理解ある人たちが新人王を決めていただくことを願う。


最後に、帰りのハマスタのコンコースで「日本シリーズで、ハマスタで皆さまとお会いするのを従業員一同、心より願っております。」的なことをアナウンスしていた。
こういう粋なアナウンスは好きだ。

やったぞ!横浜DeNAベイスターズ!2年連続でCS進出決定!次は下剋上だ!

10月までもつれ込んだCS争い。DeNAが最後の粘り発揮して巨人を押しのけてCSに勝ち進んだ!今年は順位の上でも巨人の上にのし上がった!また、首位の広島にも勝ち越した。これは自信をもっていい。
今日は半年ぶりにライトスタンドから現地観戦。打って打たれてまた打ってという展開。もう打ち勝つしかないと周りの人たちも覚悟を決めていたように見えた。
順位が確定している広島だからこそだが、主砲に対しても勝負してくれたことで今日の結果があったかと思うが、今日は絶対に勝ちたかった。途中、スマホで東京ドームの経過などを見ながら、巨人が負けるとみんなで盛り上がり、今日ここでCS進出を決めるんだという思いで皆が応援していた。
優勝を狙っていたのでCS進出だけでは満足はしていない。ただ、今から頂点を目指す権利は得た。下剋上の権利を得たのだ。それに向かって進もうじゃないか。
19年ぶりのビールかけを目指して!

またもや土俵際で踏ん張った!エース石田ナイスピッチング!戸柱ナイスホームラン!

この試合で負けるとBクラス転落という状況下、土俵際で踏ん張り再び3位と0.5ゲーム差に。
今日は4番筒香を復活させ、いよいよレギュラーシーズンのクライマックスだとオーダーから汲み取らせるような打順にした。梶谷が2番だと筒香が4番のほうがジグザグになるので相手としては嫌な感じがするだろう。そして4番に復活した筒香が挨拶のホームランを放つ。会心の当たりというものでもないが、結果がすべての状況、ホームランになればなんでもいい。場外だろうがギリギリだろうが同じホームランだ。


今日は現地1塁側C指定席から観戦。真横から見るので高低差しかわからない。石田は1,2回と高めに浮くボールが多く、修正しようとしていることが横からでもよくわかった。その修正して低めに投げると腕をしっかり振れていないので若干棒球になるため、中~低めに投げたほうが打たれるという結果に。逆に高めの釣り玉のようなボールはしっかり腕が振れているので空振りが取れる。そんな状況だったが3回くらいから修正完了したようで、安心して見れるようになってきた。ここがラミレス監督がエースと言わしめる理由だろう。


前回のブログに書いたように、阪神戦は先制点を取ったほうが有利にゲームを進められる。両チームとも中継ぎ陣以降がある程度計算出来るからだ。ということは先発の出来が大きく試合に左右される。今日は石田の頑張りが勝利をもたらしたと言って間違いない。9月に入ってようやくエースが復活した!